社会保険って会社でやってもらっているから、いまいち自分ではわかっていないなぁ。
給料明細もよく見ないで、手取り額だけ把握しているって方も多いかも。
社会保険の内容を知らないと、損をする事もあります。訓練給付金などの制度もあり、お得に資格を取ることなどもできます。
リベ大の両学長を知っていますか?
社会保険はかなり手厚く民間保険は必要ない! と言っています。
社会保険がカバーしてくれる7つのリスクがこちらです。
・ 病気・ケガのリスク
・ 障害リスク
・ 死亡リスク
・ 失業リスク
・ 老後リスク
・ 介護リスク
・ 出産費用のリスク
社会保険料など把握しておいて損はないはず。
会社と半分ずつ払っている事も案外知られていないかも。
そんな社会保険をざっくりまとまてみました。
健康保険
健康保険の引かれる額ですが、給料の9.81%になっていて、それを会社で半分ずつ出します。
内容は、病院代が3割負担で済んだり、月に8万を超えてくると高額医療制度も使えます。(年収にもよります)
年収500万の人が、月に100万円病院代がかかると、87000円ぐらいで済みます。(要申請)
それと、病気やケガで会社を休んだときは、傷病手当金もあります。
介護保険
介護保険の引かれる額ですが、給料の1.79%になっていて、こちらも会社で半分ずつ出します。
40歳から加入が義務付けられています。
介護保険とは、その名の通り介護が必要なときに1~3割負担で住むようになっています。
審査や、色々手続きも必要です。
厚生年金保険
厚生年金保険の引かれる額ですが、給料の18.3%になっていて、会社と半分ずつ出します。
こちらは色々問題になっていますが、65歳から年金が受け取れます。
厚生年金は、国民年金+厚生年金になっていますので、フリーランスの方などよりも多くもらえます。
ざっくりですが、年収450万で40年加入していると、月に14.5万円程度もらえるみたいです。【2020年現在】
ちなみに、年金の受取を遅くすると割増になります。
65歳 | 66歳 | 67歳 | 68歳 | 69歳 | 70歳 |
0% | 8.4% | 16.8% | 25.2% | 33.6% | 42% |
雇用保険
雇用保険の引かれる額は、業種にもよりますが、1.2%になっていて、労働者は0.4%で会社が0.8%で会社のほうが多く払っています。
内容はこのようになっています。
・ 失業手当
・ 育児休業給付金
・ 介護休業給付金
・ 教育訓練給付金
・ 高齢雇用継続給付金
再就職後の一定期間、前職の賃金より下回っている際にも給付金があったりします。
これはあまり知られていないと思いますが、(教育訓練給付金)は厚生労働大臣の指定する教育訓練をうける場合には、申請すると2割~キャッシュバックされたります。
資格を取るのに、お得になる制度です。
労災保険
労災保険は会社が全額負担になっていて、業種によって大きく異なります。
私の業種の場合、年収の0.65%ぐらいっぽいです。
内容は、あくまで仕事中のケガや病気で給付金が支給される制度です。しかし、こちらは使いにくいと問題にもなっていますね。
まとめ
社会保険を合わせてみると、なんと31%超え!ですが、保証もかなり手厚くなっています。
高い生命保険など入っている方は今一度、見直すのもいいかもしれません。
それと、会社が出す金額もかなりのものだとわかりました。
給料の総額+会社の負担額で考えるのも知っておいて損はないです。
雇用保険の教育訓練給付金はぜひ一度調べてみてください。
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